焙煎歩留まりとは?
焙煎歩留まりは、投入した生豆重量に対して、焙煎後にどれだけの重量が残ったかを表す割合です。500g投入して418g残れば、歩留まりは83.6%です。
焙煎では水分が抜け、さまざまな反応が進むため、投入した重量のまま販売できるわけではありません。歩留まりを残しておくと、商品として使える量と、材料原価の変化を後から確認しやすくなります。
重量減少率との違い
重量減少率は、投入量から何%減ったかを表します。同じ例なら16.4%です。
歩留まり(%) = 焙煎後重量 ÷ 投入重量 × 100
重量減少率(%) = (投入重量 - 焙煎後重量) ÷ 投入重量 × 100同じ基準重量から計算する場合、歩留まりと重量減少率を足すと100%になります。
なぜ焙煎すると100gあたり原価が上がるのか
生豆価格が2,000円/kgでも、500g使えば生豆使用原価は1,000円です。販売できるのが焙煎後の重量だけなら、1,000円を販売可能重量で割る必要があります。重量が減るほど、焙煎豆100gあたりの材料原価は上がります。
500g → 418gの計算例
このツールの初期プレースホルダーと同じ数字です。
生豆価格 2,000円/kg
投入量 500g
焙煎後重量 418g
生豆使用原価 1,000円
歩留まり 83.6%
重量減少率 16.4%選別除去がある場合の考え方
焙煎後に欠点豆などを8g取り除くと、販売可能重量は410gになります。このとき実質歩留まりは82.0%です。
販売可能重量 = 418g - 8g = 410g
1gあたり材料原価 ≒ 2.44円
100gあたり材料原価 ≒ 244円焙煎による目減りと、選別による減少は分けて記録すると原因を追いやすくなります。考え方の詳細は歩留まりのガイドと原価計算のガイドを参照してください。
よくある質問
登録しないと使えませんか?
登録は不要です。生豆価格、投入量、焙煎後重量を入れるだけで、ブラウザ上で材料原価を計算できます。
計算結果は保存されますか?
v1ではサーバーやデータベースへ保存しません。入力した値はこのブラウザ内での計算にだけ使います。
表示される参考差益は利益ですか?
いいえ。販売価格から商品直接原価と販売時変動費を引いた残額です。電気・ガス、人件費、家賃、設備費は含めていません。
歩留まりと重量減少率はどう違いますか?
歩留まりは投入量に対して焙煎後に残った割合、重量減少率は減った割合です。同じ基準重量なら、足すと100%になります。
選別で取り除いた豆はどう扱いますか?
焙煎後重量から選別除去量を引いた販売可能重量で材料原価を割ります。焙煎そのものの歩留まりと、商品として使える実質歩留まりを分けて見られます。